early October

ある日突然アイドルにはまったおばさんの記録

バンドは解散するし、アイドルは引退する

9uarterでアイドルコンサート、KAT-TUNコンサートを初体験した私。

それまで見て来たジャンルとまったく違い過ぎて、前半楽しめなかったことを悔やんだ初コンサート。

DVDで、田口くんのダンスの素晴らしさに気づき、直で見るチャンスがあったのに、見なかったことがどれだけもったいなかったか、と、次のコンサートでは絶対田口くんも見よう!と思った、それが9uarter。

 

まだジャニーズが、アイドルが、私には入ったばかりの新ジャンルで、どういう流れになってるのかもよくわからず、コンサートは大体年に一回ツアーがあるのかな?今年は二公演しかないって珍しいことなんだ?ふーん、くらいの感じで。

少しTwitterのTLが不穏な空気?みたいのは感じてましたが、とにかく私にはアイドルの世界の常識がわからないので、何を聞いても、ふーんそうなんだーくらいの感じでした。

また来年楽しみだなーくらいの。

 

9uarter参戦後、6月にFCには入会してました。

ちなみに誕生日も6月なんですが、会員証が届いたのがぎりぎり月末頃だった為、誕生日動画は見られませんでした。

 

 

 

FCに入会したので、上田くんの青い瞳の舞台はFC申込で見ることが出来ました。

一公演一万円は私には安い値段ではなく、一回だけ見に行きました。

これもなかなか当たらないと聞いていたので、当たりやすいように平日の昼間を第一から第三希望、一度見られたらいいと思っていたので、第四希望、いつでもよい、もチェックして申し込みました。

平日の昼間ですから、お仕事されてる方、学生の方はなかなかいけない日程でしょうから、第一希望で当ることが出来て、3公演目くらいですかね?早い方の回に行きました。

(ちなみにダメ元で初日と千秋楽も申し込みましたが、当然のごとく落ちましたwこれはダメ元だったんですぐ諦めはつきました)

FC入るとこういう個人活動も追いかけられるんだな、ということの体験ですね。

 

 

 

憧れの番協とやらは、一般的な番組観覧(客)ではなく、いわばエキストラ募集のようなものなのだな、ということも知りました。

一緒に番組を作り上げる、だから採用される条件がある(年齢など…)、ドレスコードがある、報酬はKAT-TUNを間近に見られること、というエキストラ募集なのだと。

ということは理解しました。

つまり、40代の私が当たることはないんだということを。

でも、つまりはお仕事なのだから、条件に合わない私が当たらないのはしょうがないし。

それでもお金を払えば見られるものは平等に抽選されるのだから、私はお金払って見られるもの、つまりコンサートを見るからいいわ!と。

 

番協には絶対当らない、コンサートでしかKAT-TUNに会えない、だからコンサートを心待ちにしていたのです。

 

そしてやってきた2015/11/24

 

いわずもがなの、田口くんが、KAT-TUNを脱退し、ジャニーズ事務所を去ると発表したあのベストアーティストの舞台です。

そんなことも知らず、普段はチャンネル権を夫に譲っているので、私はどの番組も録画で夜中就寝前、もしくは翌日家族が出てから自分がパートに出る前とかに見てたんですが。

その日はなんでだったんだろう、リアタイしたくて、KAT-TUNが出て来るタイミングでチャンネル変えてもらって見始めたところでした。

そこで発表される嘘のような事実。

え、何?この人何言ってるの?

 

 

 

 

 

 

もうその後のことは思い出したくないくらいですが、若い頃にバンドが好きだったのもあり、バンドは大体解散しますから、バンドの解散なんて散々経験して来てます。

もちろん、当時若かった頃には納得出来ず解散コンサートで泣いた経験もあります。

世代的には光GENJIを見ていた世代になりますが(ただし当時アイドルにはまったく興味がなかったので好きでも嫌いでもない、どうでもいい存在でしたが)、アイドルだって永遠にアイドルでいないとも思ってました。

キャンディーズだってピンクレディーだって解散したし。

それでも、SMAPや嵐など、中年になってもアイドルを続ける先輩たちがいる昨今です、しかも田口くんが、なんで?KAT-TUNはどうなっちゃうの?

暗い気持ちにはもちろんなったし、KAT-TUNは解散なんかしない!って信じる人たちの声をききながらも、本人たちが続けたくても続けられないかもしれないし、本人たちの気持ちだっていつか折れてしまうこともあるだろうな、という風に思っていました。

というか、思っています。

絶対に帰って来ると言ってくれはしましたが、正直なところをいえば、とくに信じてはいないです。

もちろん、解散しないで、戻って来て、とファン活動をすることが無意味だとは思っていないし、もうすぐ切れるFCの更新もするし、上田くんも、中丸くんも、亀梨くんも、テレビに出れば見るし、CMやれば買うし、何かしらの公演があれば行くつもりだし。

でも、その結果が必ずついて来るとも、思ってはいないです。

 

 

そして、田口くんがジャニーズ事務所を去り、KAT-TUNを脱退する3月が終わりました。

3人のKAT-TUNで行う、10周年記念コンサートも発表になり、申し込みもしました。

日程は、名古屋が春休み中の4/3、大阪が平日の4/20、東京はGWの2日間(4/30と5/1)。

行ける限りは全部行きたいなと思いました。

名古屋は新幹線でも日帰りが出来る日程でした。

しかも春休みです。子どもの学校がないということ。

大阪は平日で、当日も翌日も子どもの学校があります。

子どもが学校に行くのを見送ることだけは絶対にしないとなりません。

日帰り出来ない以上、大阪は絶対にいけないことが決定しています。

本来なら子どもの春休みは遠征の絶好のチャンスなのですが、家庭の事情により、その春休みに家を空けることは不可能だろう、と予測されました。

その為、これはもう名古屋は行ってる場合じゃない、と諦め、東京の二日間だけを申し込みました。

結果は、30日が外れて29日の追加に振り替え、1日は当選でした。

オーラスは当たったので、もし振り替え当選になっていなくても、その場合は結局追加には行けないわけで(その時点では追加公演の改めての販売はないということだったので)、3日連続入るのは不可能だけど、オーラス入れるからいいかな、と考えていました。

 

が、なんと、状況が変わり、春休みに家を空けることが可能になりました。

でも譲りでチケットを入手するには踏ん切りがつかず(遠征してドタキャンとかされたら立ち直れない)名古屋は家庭の事情的には行ってもよくなったけど、チケットがない状態でした。

が、なんとTwitterで一般発売(先着順)があると知り、結局一般発売のチケットで名古屋を入手することが出来てしまいました。

 

 

 

この時点では、追加、大阪もまだチケットがある状態でした。

元々の東京公演は売り切れていました。ので、30は諦めた状態でした。

 

 

名古屋行きを決断したのには、大きな理由がありました。

 

私は、三人のKAT-TUNに対しての不安が、やはり、どうしてもあったんです。

 

9uarterの時に、過去の、6人曲の時は、なんかなんとなく不安があるなあ、と感じていたんです。4人になってからの曲のほうが安定してる、安心感があるなあ、と。

三人のKAT-TUNが、どう始動するのかを、この目で確かめたいという気持ちが、どうしてもあったんですね。

環境的に行くのが可能になった以上、行かずにはいられなくなっていました。

 

 

バンドは解散するし、アイドルは引退すると知っている、半世紀近く生きたおばさんが、その事実を踏まえた上で、大好きなKAT-TUNが、三人が、どんなステージを見せてくれるのかを、この目でどうしても見たかったのです。