early October

ある日突然アイドルにはまったおばさんの記録

アイドルコンサート初体験(KAT-TUN 2015 9uarter 5/9)

かくしてファンクラブにも未加入、まさか一般発売チケットが当たるなんて思いもしないでダメ元で申し込んだら当たってしまったチケットを握りしめ、20年ぶりくらいの東京ドームに足を運んだ2015/5/9。

その20年前というのは、Jリーグに通っていた頃で、当時一番好きだった選手(超おっかけした)に落ちた時でもありました、確かCoca-Cola杯だと思います。

どうでもいいことですが、その時その選手がチャージをかけられすっころんだその姿がせくすぃーだったのがきっかけです。まあ、そんなものよね、落ちる時ってw

 

 

初めてのKAT-TUN、初めてのアイドルコンサート。

前記事で書きました通り、私はロックバンドがずっと好きで、近年V系(Blu-BiLLioN)にも通うようになりましたが、とにかくアイドルというもの、その取り巻く世界を全く知らずに生きてきました。

バンドが好きだったので若い頃にライブには相当通いましたが、アイドルコンサートにはまったくなんの免疫もありません。

こんな大きな会場でのコンサートも初めて。それまでで一番大きいのは西武球場か武道館ですかね。(どっちが大きいんだ?)

もしかして西武も今ドームですかね?当時はオープンエアの球場でした。

 

席は一般売りで買いましたので、いわゆる天井席という奴のようです。二階の端っこ。下手の(三塁側の)端っこきわきわのあたりでした。

驚いたのが、周囲の座席に座っていた人が、ほぼ全員FC売りのチケットを持っていたことでした。

一般売りを買ったのだから、周りは一般チケットの人しかいないものだと思っていたので。

FCで買ってもこんな悪い席があたるんだーと思いました。

 

応援グッズは必要!と思って、その日初めて物販列に並びました。

Blu-BiLLioNのコンサートでも物販はありますが、若い子たちに交じって並ぶことがどうしても出来ず、列がなくなった頃にぱっといって応援に必要なペンライトを買うとか、そのくらいです。

9魂で買ったグッズは、パンフレット、上田くんのフォトセット、指輪ペンラ(二つ買いました)、そして上田くんのうちわ。

 

実はそれ以前に、ネット通販で、アイドルグッズの中古ショップで過去の上田くんのうちわを集めていました。

そう、私はコンサートに参戦する前に、既に公式応援うちわの素晴らしさを知ってしまっていたのですね…。

上田くんに、KAT-TUNにはまるまでは、アイドルの顔写真のついたうちわの、何がいいの?わけわからない、と思ってました。

言葉には言い表せないですが、ほんっとに、いいですよね!公式応援うちわって!!!

もう手にしてびっくりしたから!!!

こんな素晴らしいアイテムが、たったの!!!たったの定価で600円!!????

え、いいの?本気?安すぎない?ありがとう!

ちなみに過去の公式写真もそのショップで買ってました。

公式で買ってもたったの定価160円なんですよね?

え?いいの?本気?安すぎない??!!ありがとーーーー!!!!!

 

というわけで、既にその素晴らしさを知ってしまっていた公式写真と公式うちわを入手したわけです。ああ、可愛い…。

 

 

 

さて肝心のライブです。

とにかくでかい、広い、遠い、全然見えない!なんだこれ!(いや想定内なんだけど)

音悪い!なんだこれ!町内会盆踊りのスピーカーか!(いや想定内なんだけど)

歌下手だな!(ごめんなさい、率直にそう思いました。が、これは実は想定外でした)

 

私はそれまで、職業歌手の人のコンサートにしか行ったことがないんです。

職業歌手=歌が物凄くうまいのは大前提でうまくて当然なわけです。

私はそういうレベルの物を期待していたというか想定していたのです。

KAT-TUNは歌うまい!って評判も聞いていたので期待し過ぎた感はあると思います。

(おそらくジャニーズとしては、とか、アイドルとしては、という話なんだと思います。プロとして歌ってる以上、音程がとれてるなんていうのは当たり前すぎるくらいの大前提なので、アイドルだとしても、それだけで歌がうまいとは思いません。その大前提をクリアした上で、それ以上の表現力、発声方法などなどを含めて、歌のうまさであると認識しています。ちなみに赤西くんはすごくうまいと思いますが、あのくらいをうまい、と認識してると思ってもらえると)

 

場所も天井ですから、KAT-TUNはたったの一度も近くに来ることはありません。

リフターも二階までは届きません。スタトロも反対側に行ってる時はとおーくに見えるけど、自分側に来てる時は逆に真下ですからなんにも見えません。

モニターを見るしかないのかな?と思いましたが、モニターも角度が悪くてあまりよくは見えません。

 

正直、楽しみ方がわかりませんでした。

なにこれ?何をどう楽しめばいいの?と思ったまま半分くらい過ぎてしまいました。

 

ちなみに曲に関しては、この時点で過去のCDをほぼ買い集めていましたので、(ただし一度の販売に対する種類が多過ぎる為CP曲などはないもの多数)一応半分くらいはわかったと思います。

 

なんでもネガティブ方向から入る性格ですから、こう感じたのも私としては仕方ない感じです。

でも楽しみたい気持ちは持って入ってますから、自分の中のコンサートの常識と、アイドルコンの常識が違うのだな、ということを自分の中で整理しました。

(これはV系を初体験した時も同じです、マイナールールがだいぶ違うので)

 

彼らはアイドルであり、つまり、職業はアイドル。職業が歌手ではない。

だから私が想定する歌のうまさを要求するのがそもそも間違っている。

彼らはアイドルであり、つまり、ファンの数が違い過ぎ、大きな会場でしかコンサートは成立しない、大きな会場でやるしかない、だから音響が悪い(音楽用のホールではない)のは仕方ない。

彼らはアイドルであり、だから遠くからしか見えないのはしょうがない、大勢の客を一度に入れなければいけないのだから、見えないのも前提の想定内。

その前提を飲み込んだ上で楽しむのが正解である。

 

つまり私が思った不満要素は、アイドルのコンサートを見るにあたっては、不満に思うこと自体が間違った前提であると。

(ただしモニタの設置に関しては、そういう見えない前提なのだからもうちょっとどうにかしてくれ、どうにかしようがあるはずだ、というのは正しいと思っていた。これは10Ks!では改善があった)

 

その後は私のネガティブ性格から来る不満を整理したおかげで、楽しむことが出来ました。

双眼鏡をしっかと握りしめ、センステからのムビステの上で舞い踊るRAYの上田くん、ムビステからアリーナのお客さんにちまちまファンサする上田くん、などなど、しっかり堪能して楽しんで帰りました。

ああ可愛い。可愛い可愛い可愛い。そんな思いでいっぱいで。

 

 

帰路には翌日の最終公演も行きたい気持ちでいっぱいに。

翌日のチケットを譲ります、と立っていた人をちらほら見ていたので、10日も行けば入れるかな…なんて思いもありましたが、予算の都合もありますし、翌日はTwitterでのレポを楽しみました。

DVDも出るらしいということがわかったし、収録されない日に直接見て、DVDで入れなかった日を見れるからそれでいいじゃん、と。

 

あとから思えば前半楽しめなかったのがすごくもったいないと思いましたし、DVDを買って、田口くんの目を奪われるダンスをまったく見てなかったことを、ああ、もったいなかったなー(とにかく双眼鏡で上田くんだけを追っていたので)次のコンでは絶対田口くんも見よう!と誓ったのです。

誓ったのですよー。

 

Twitterの9uarter同時再生イベントにも参加させていただき、そう、こんなことになるなんて思いもしないでね。

この頃の私の楽しみのひとつに、絶対田口くんのダンスちゃんと見る!が入ってました。